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2010/05/21 Friday 10:47:50 ICT |
日本の支援を得て、ハノイとホーチミンの1600キロを6時間で結ぶ南北高速鉄道(新幹線)建設計画が、きょう20日からの第7回国会で承認を受ける見
込みだが、計画の詳細が不明なまま国会に承認を求めることに反対の声が上がっている。19日付ベトナムネットなどが報じた。
国会事務局が17日開いた記者会見では、チャン・ディン・ダン事務局長が、建設方針に対して、国会決議の形で承認する見通しを明らかにした。
ゴ・ティン・ドゥク交通運輸次官も同会見で、「交通運輸省は、国会が建設方針を承認した後、経済効果を算定し、資金調達案を作成する」と、国会承認が先決との意見を示した。次官はこれを、「子供の結婚話を具体化するには、親の同意がまず必要」とたとえた。
計画実行の際に事業主となる予定のベトナム鉄道総公社(VR)も早期承認を求めている。グエン・ヒュー・バン社長は、「国会の承認を受けた後、事業化
調査(FS)を行い、FS報告書が完成すれば、国内拠出金、借款、返済可能性、工事の進め方を検討できる」として、国会承認へ強い希望を表明した。
バン社長は、先週開かれたセミナーで、「計画は初期段階にあり、まだ必要な資金額や収益予想は示せない」と述べている。本来計画の素案段階にすぎない現時点で、国会承認を取り付けたい意向だ。
■環境委は拙速反対
これに対して、ベトナム建設総会のファム・シー・リエム副会長は、「このような短時間で、同意か不同意かを迫られても、国会は困るだけだ」と批判している。
リエム氏は、交通運輸コンサルティング・投資・建設会社(TRICC)の予備事業化調査(プレFS)報告書が、2008年8月~09年2月の6カ月間
で作成されたことについて、「560億米ドル規模の案件の投資報告書の作成期間としては記録的な短さだ」と、拙速を指摘した。
国会内では、案件を審査する立場にある科学技術環境委員会が、「各国会議員が検討する時間が必要だ」として、今国会では具体的な決定はしないよう提案している。
(NNA)
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